オメガ3脂肪酸はどうやって摂る?含有量が多い食品ランキングで分かる効率的な摂取方法

オメガ3脂肪酸には、健康に多くのメリットがあると言われています。この記事では、オメガ3脂肪酸の含有量が多い食品をランキング形式でご紹介します。データは、文部科学省の「食品データベース」から引用しています。 

上位には、魚介類や植物油脂類、種実類が並んでおり、特にあんこうのきもやえごま油、あまに油は非常に高い含有量を誇っています。健康意識の高い食生活を送りたい方にとって、これらの食品は貴重な栄養源となるでしょう。 

目次 
1.オメガ3脂肪酸の含有量が多い食品ランキング一覧 
2.EPAとDHAの含有量が多い食品は?
3.α‐リノレン酸の含有量が多い食品は?
4.オメガ3脂肪酸にを含む食品の効果的な摂取方法3選

1.オメガ3脂肪酸の含有量が多い食品ランキング一覧 

順位 食品名 成分量(100gあたりg)
1 魚介類<魚類>/あんこう/きも/生 100.00
2 油脂類/(植物油脂類)/えごま油 58.31
3 油脂類/(植物油脂類)/あまに油 56.63
4 種実類/えごま/乾 23.70
5 種実類/あまに/いり 23.50
6 油脂類/(動物油脂類)/たらのあぶら 22.64
7 種実類/チアシード/乾 19.43
8 肉類/<畜肉類>/くじら/本皮/生 11.20
9 種実類/くるみ/いり 8.96
10 油脂類/(植物油脂類)/なたね油 7.52
 

2.オメガ3脂肪酸の食品一覧【EPAとDHAの含有量が多い食品は?】 

オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAの含有量が多い食品をご紹介します。 

サバ 

サバは、オメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAを高含量で持つ海の魚です。 
サバはその栄養価の高さから「海のスーパーフード」とも呼ばれ、オメガ3脂肪酸以外にもビタミンD、B12、セレンなどの栄養素を豊富に含みます。これらの栄養素は、また、サバは焼き、煮物、缶詰など、様々な調理法で楽しむことができ、幅広い料理に利用することが可能です

イワシ 

イワシは、栄養価の高さで知られる海の魚です。特に、オメガ3脂肪酸の一種であるEPAとDHAを豊富に含んでいます。 
イワシは、そのまま焼いたり、煮たり、缶詰としても利用されるなど、様々な調理方法で楽しむことができます。イワシにはオメガ3脂肪酸のほかにも、たんぱく質、ビタミンD、カルシウムなどの栄養が含まれており、これらは毎日の健康を支えるために重要です。イワシを食事に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取が可能になります。 

サンマ 

サンマはオメガ3脂肪酸、特にEPAとDHAを豊富に含んでいます。 
サンマを食べる利点は、オメガ3脂肪酸の摂取だけにとどまりません。たんぱく質、ビタミンD、B12、セレンなど、多くの重要な栄養素も含まれています。これらの栄養素は、身体のさまざまな機能に寄与します。サンマを食事に取り入れることで、これらの栄養素を自然な形で摂取することができ、健康的な生活に役立てることが可能です。 

サンマは焼き魚としての調理が一般的で、そのまま塩焼きにすることで、魚本来の味わいを楽しむことができます。また、煮物やサラダ、寿司ネタとしても利用されるなど、様々な料理でその栄養価を生かすことができます。 

3.オメガ3脂肪酸の食品一覧【α-リノレン酸の含有量が多い食品は?】 

オメガ3脂肪酸、特にα-リノレン酸の含有量が多い食品をご紹介します。 

アマニ油(亜麻仁油) 

アマニ油(亜麻仁油)とは、亜麻の種から抽出される植物油であり、特にα - リノレン酸を非常に豊富に含んでいます。アマニ油はその優れた栄養価で知られ、特に健康意識の高い食生活を送る人々におすすめの食材です。 

アマニ油はサラダドレッシングやスムージーの材料として、または料理の仕上げに加えることで、日々の食事に簡単に取り入れることができます。熱に弱いため、加熱せずに使用することが推奨されています。 

えごま油 

えごま油は、特にオメガ3脂肪酸の一種であるαリノレン酸を豊富に含む植物由来のオイルです。えごま油は、健康を意識する人々にとって重要な食品の一つとされています。 

えごま油の摂取方法は多岐にわたりますが、特に生での摂取が推奨されています。サラダのドレッシングや冷たい料理にかけることで、その栄養価を最大限に保つことができます。熱に弱いため、えごま油を加熱料理に使う際は、加熱することなく食事の最後に加えると良いでしょう。

チアシード 

チアシードは、オメガ3脂肪酸、繊維、タンパク質を豊富に含むスーパーフードです。 
チアシードは食物繊維も豊富で、健康や美容に役立ちます。タンパク質、ミネラル(特にマグネシウムやカルシウム)も含まれており、非常にバランスの良い栄養源となっています。 

チアシードの摂取方法は非常に多様で、水に浸すと数倍に膨らんでゼリー状になる性質を持っています。この特性を利用して、スムージー、プリン、ヨーグルトのトッピング、ベーキングレシピなど、様々な料理に加えることができます。 

くるみ 

くるみは、その特有の味わいと栄養価によって広く知られているナッツの一種です。くるみは、手軽かつおいしく重要な栄養素を摂取することができます。くるみは単にそのまま食べるだけでなく、サラダやベーキング、スムージーのトッピングなど、さまざまな料理に活用することができます。栄養価が高いため、少量を毎日摂取するだけで良い効果が期待できるでしょう。また、くるみにはビタミンやミネラルも含まれており、全体的な健康維持に役立ちます。 

4.オメガ3脂肪酸を含む食品の効果的な摂取方法3選 

オメガ3脂肪酸は健康維持に欠かせない栄養素です。日常生活にオメガ3を簡単に取り入れるための効果的な方法を3つご提案します。

オメガ3脂肪酸食品の効果的な摂取方法①植物由来と魚由来のオメガ3をバランスよく摂取する 

具体的な摂取方法として、植物由来のオメガ3脂肪酸であるα - リノレン酸を含む食品(アマニ油、えごま油、くるみなど)を日常の食事に取り入れることが推奨されます。これらの食品はサラダのドレッシングや、料理の仕上げに加えることで簡単に摂取できます。一方、EPAとDHAを豊富に含む魚類(サーモン、マグロ、サバなど)は、一般的に週に2回程度の摂取が推奨されています。 

このように、植物由来と魚由来のオメガ3脂肪酸をバランス良く摂取することで、健康維持に期待できます。オメガ3脂肪酸を効果的に摂取するためには、食生活全体を見直し、多様な食品からこれらの栄養素を摂ることが重要です。 

オメガ3脂肪酸食品の効果的な摂取方法②適切な1日の摂取量を守る 

オメガ3脂肪酸の摂取目安量は、成人一人当たり一日1.6g〜2.2gとされています。アマニ油はオメガ3脂肪酸(α‐リノレン酸)の含有率が高いため、小さじ一杯(約4.6g)を摂取すれば、一日の摂取目安量をクリアできます。 
オメガ3脂肪酸は含まれている食品が少なく摂取が難しい栄養素ですが、アマニ油で簡単に日常にオメガ3を取り入れられます。 

オメガ3脂肪酸食品の効果的な摂取方法③サプリメントで手軽に摂取する 

オメガ3脂肪酸は、毎日の食事で適量を摂取することは難しいです。特に、生活様式や食文化の違いにより、青魚を定期的に食べることが困難な人もいます。このような場合、サプリメントは便利な摂取方法となるでしょう。 
サプリメント選びの際には、EPAとDHAの含有量をチェックし、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。また、サプリメントの摂取に際しては、推奨される摂取量を超えないように注意し、必要に応じて専門家のアドバイスを求めることが望ましいでしょう。 

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まとめ|オメガ3脂肪酸の含有量が多い食品を効率的に摂取しましょう! 

オメガ3脂肪酸は、EPAとDHAは魚類に、α-リノレン酸は植物性食品に多く含まれています。効率的にオメガ3脂肪酸を摂取するためには、魚類を週に2回程度食べること、植物性オメガ3脂肪酸を含む食品(アマニ油、えごま油、くるみなど)を日常的に取り入れることが推奨されます。

サプリメントを使用する場合は、品質の高いものを選び、適切な量を守って摂取することが重要です。過剰摂取は避け、多様な食品からバランスよく摂取することを心がけましょう。正しい知識を持って、オメガ3脂肪酸を効率的かつ安全に摂取し、健康維持に役立てましょう。

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