【えごま油の上手な使い方】美味しく健康的な食生活のためのアイデア

えごま油は、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含む健康的な植物油です。独特の風味と栄養価を活かして、様々な料理に取り入れることができます。 
えごま油の特徴を踏まえた上手な使い方をご紹介します。 

目次: 
1. えごま油の特徴と栄養価 
2. えごま油の基本的な使い方 
3. えごま油を使った料理アイデア 
4. えごま油を使う際の注意点 
5. えごま油の代用品 

1. えごま油の特徴と栄養価 

えごま油は、シソ科の一年草であるエゴマの種子から抽出される植物油です。オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含み、健康効果が期待されています。また、独特のクセのない風味が特徴で、様々な料理に活用できます。 
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)は、私たちの体内で生成されないため、食品から摂取する必要がある「必須脂肪酸」です。オメガ3脂肪酸を摂取すると、一部が体内で青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。食品ではサバやイワシなどの青魚に多く含まれていますが、現代人に不足しがちな栄養素です。 
これらには、中高年の健康維持に効果があると言われています。また、もちろん若年層の滋養源としても注目されています。えごま油を日常的に取り入れることで、これらの効果を享受することが可能でしょう。 
えごま油の特徴と栄養価

2. えごま油の基本的な使い方 

えごま油は、さまざまな料理に活用できる万能な食用油です。 
ただし、熱に弱いため、直接加熱調理には向いていません。サラダのドレッシングなど、冷たい料理に加える形で使うのがおすすめです。また、直接加熱するのではなく、温かいお味噌汁やスープに垂らしてつかうのもおすすめです。 

3. えごま油を使った料理アイデア 

えごま油を使った料理アイデア

3.1 サラダ 

えごま油は、サラダのドレッシングに最適です。酢やレモン汁、醤油、味噌などと組み合わせて、風味豊かなドレッシングを作ることができます。えごま油の香りとコクが、野菜の味を引き立てます。えごま油を使ったドレッシングで、野菜サラダを味わってみましょう。 

3.2 スープ・シチュー 

スープやシチューに、仕上げにえごま油を加えることで、コクと深みのある味わいになります。和風スープ、ミネストローネ、クラムチャウダーなど、様々なスープに合います。 

3.3 パスタ・グラタン 

パスタやグラタンに、えごま油を加えることで、まろやかな味わいになります。ペペロンチーノ、カルボナーラ、シーフードグラタンなどに、仕上げにえごま油を加えてみましょう。 

3.4 パン・お菓子 

えごま油を使って、パンやお菓子を作ることもできます。えごま油を生地に加えることで、しっとりとした食感になります。えごまクッキー、えごまパウンドケーキなど、様々なレシピに挑戦してみましょう。 

4. えごま油を使う際の注意点 

えごま油は、健康的な油として注目されていますが、使用する際にはいくつか注意点があります。以下に、えごま油を上手に活用するための注意点を詳しく説明します。 

4.1 加熱に弱い性質を理解する 

えごま油は、多価不飽和脂肪酸を多く含むため、加熱に弱い性質があります。高温で調理すると、えごま油の栄養価が損なわれるだけでなく、風味が変化してしまう可能性があります。 
そのため、えごま油を使用する際は、低温から中温での調理を心がけましょう。特に、炒め物や揚げ物など、高温で調理する料理には不向きです。えごま油は、仕上げ油として使用するのが最適です。サラダやスープ、パスタなどに、仕上げにえごま油を加えることで、風味とコクを加えることができます。 

4.2 開封後は早めに使い切る 

えごま油は、開封後、酸化が進みやすくなります。酸化すると、えごま油の風味が損なわれるだけでなく、栄養価も低下してしまいます。 
そのため、えごま油を購入する際は、使用頻度を考慮して、適量を選ぶことが大切です。開封後は、なるべく早く使い切ることを心がけましょう。 
また、えごま油は光や熱に弱いため、直射日光を避け、涼しい場所で保存することが重要です。冷蔵庫で保存することで、酸化を防ぎ、品質を保つことができます。 

4.3 過剰摂取は避ける 

えごま油は、オメガ3脂肪酸を豊富に含む健康的な油ですが、過剰摂取は避けましょう。オメガ3脂肪酸は、適量を摂取することで健康効果が期待できますが、摂りすぎると、逆に健康に悪影響を及ぼす可能性があります。1日当たりのえごま油の摂取量は、小さじ1杯程度を目安とするとよいでしょう。 
また、えごま油以外の油や脂肪も適量摂取し、偏りのない食事を心がけましょう。えごま油と他の油をバランスよく使い分けることで、健康的な食生活を送ることができます。 

5. えごま油の代用品 

えごま油が手に入らない場合は、他のオメガ3脂肪酸を含む油で代用することができます。 
えごま油と同じく、オメガ3脂肪酸を豊富に含んだ食材としてアマニ油が挙げられます。 
「ニップン アマニ油入りドレッシング 和風たまねぎ」は、サラダにかけるだけで、美味しくアマニ油を摂取できる便利なドレッシングです。 
レシピをご紹介するので、ぜひ作ってみてください。 

<肉のたたきサラダ> 
肉のたたきサラダ
出典:「NIPPNおいしいレシピ」
材料(2~3人分)

ニップン アマニ油入りドレッシング 和風たまねぎ 大さじ2~3
DANTE エキストラバージンオリーブオイル 適量
牛ももステーキ肉(1.5cm厚) 1枚(約160g)
フリルレタス 80g
紫玉ねぎ 50g
パプリカ(黄) 1/4個
オクラ 4本
トマト 1個
塩・粗挽き黒胡椒 各少量
フライドガーリック 適宜


作り方 
①牛肉は室温に戻しておき、焼く直前に軽く塩、粗挽き黒胡椒を両面にふる。 
②エキストラバージンオリーブオイルで①の牛肉を中火で両面焼き、焼き色が付いたらアルミホイルにのせて15分程蒸らす。 
③フリルレタスは適当な大きさにちぎり、紫玉ねぎ、パプリカは薄切り、オクラはさっと茹でて乱切り、トマトは一口大の乱切りにする。 
④②の牛肉を薄めのそぎ切りにし、③の野菜と盛り合わせ、お好みでフライドガーリックを散らし、和風玉ねぎドレッシングをかけ、ざっと和えて食べる。 
ワンポイント 
ちょっと厚めのステーキ肉をレアに焼き上げてたたきにし、たっぷりの生野菜と合わせて。ほんのり玉ねぎの甘さもある和風玉ねぎドレッシングがさっぱりとしたステーキソースのような味わいで、サラダ仕立てにもピッタリの美味しさです。 
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ニップンのアマニをぜひお試しください 

ニップンのアマニ油には、食用に開発されたカナダ産のゴールデン種を使用。ゴールデン種は、アマニの名産地であるカナダをはじめアマニ全体で5〜10%程度しか生産されていない希少なアマニです。日本アマニ協会の厳しい審査基準を経た認定商品であり、コールドプレス製法を採用しています。 
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