えごま油の効果は?ごま油との違いやおすすめの摂り方について解説

ごま油とえごま油は、いずれも植物から抽出される油として知られていますが、その原材料や特徴、栄養価は大きく異なります。
本記事では、「えごま油の効果」と「えごま油 ごま油 違い」を中心に、原材料や製造方法、栄養面、使い方などをわかりやすくまとめました。どちらの油も上手に取り入れ、毎日の食生活をより豊かにしてみませんか?
目次
- ごま油とえごま油の基本的な違い
- 原材料と製造方法の違い
- 栄養価の違い
- 風味と香りの違い
- 使い方の違い
- 健康効果の違い
- ニップンのアマニ製品でオメガ3を手軽に摂取しよう
1. ごま油とえごま油の基本的な違い
- ごま油
ゴマの種子を原料とし、アジア料理によく使われる油です。炒め物やラーメンなどの仕上げに加えることで、深いコクと香ばしい風味を与えます。
- えごま油
シソ科の一年草「エゴマ」の種子から抽出される油です。オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富なことが大きな特徴で、現代の食生活で不足しがちなn-3系脂肪酸を補いやすい油として注目されています。
2. 原材料と製造方法の違い
2.1 ごま油の原材料と製造方法
- 原材料:ゴマの種子
- 製造方法:ゴマを乾煎りしてから圧搾する製法が一般的です。煎り方やゴマの品種によって、色味や香りが異なるごま油が作られます。
2.2 えごま油の原材料と製造方法
- 原材料:エゴマの種子
- 製造方法:低温で圧搾するコールドプレス製法が主流。熱をかけすぎないことで、えごま油特有の栄養素をできるだけ損なわずに抽出することができます。
3. 栄養価の違い
3.1 ごま油の栄養価
- 不飽和脂肪酸(オレイン酸・リノール酸):健康的な油として知られている理由の一つ。
- 抗酸化成分(ビタミンE、ゴマリグナンなど):風味だけでなく、酸化を防ぐ成分が含まれています。
3.2 えごま油の栄養価
- オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富:体内で合成できない必須脂肪酸を多く含み、中高年の健康維持に効果があると言われています。また、もちろん若年層の滋養源としても注目されています。
- クセの少ない風味のものが多く、生のまま摂取するとより効果的に栄養を取り入れやすいと考えられています。
オメガ3について詳しく知りたい方は、こちらの特集ページをご確認ください。
4. 風味と香りの違い
4.1 ごま油の風味と香り
- 特徴:濃厚で香ばしいナッツのような風味があり、料理に深みを加えます。
- 黒ごま油と白ごま油:黒ごま油の方がより濃い色と風味を持ち、白ごま油はマイルドで汎用性が高いのが特徴です。
4.2 えごま油の風味と香り
- 特徴:クセのない、軽やかな味わいが特徴。さっぱりとした口当たりで、素材の風味を損ないにくいのがメリットです。
5. 使い方の違い
5.1 ごま油の使い方
- 主な用途:炒め物、炒飯、ラーメンの仕上げ、和え物の風味付けなど
- 加熱料理に向く理由:高温に比較的強く、炒める・揚げるなどで香ばしい香りが立ちます。
5.2 えごま油の使い方
- 主な用途:サラダのドレッシング、マリネ、スープの仕上げ、納豆や豆腐にかけるなど
- 加熱に弱い:えごま油は熱に弱いため、できるだけ生食や仕上げ油として使うのがおすすめです。酸化を防ぐため、暗所や冷暗所での保管も心掛けましょう。
6. 効果の違い

6.1 ごま油の効果
- オレイン酸・リノール酸:不飽和脂肪酸の一種で、特にリノール酸は必須脂肪酸として知られています。ただし、現代の食生活ではリノール酸を過剰に摂取する傾向があるため、オメガ3脂肪酸とのバランスを考慮して摂ることが望ましいとされています。
- ビタミンEやゴマリグナン:抗酸化作用が期待される成分が含まれており、油の酸化を抑え、風味や鮮度の維持にも一役買っています。
6.2 えごま油の効果
- オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含む:体のコンディションを整えたり、健康上のリスクを下げたりする可能性が指摘されています。特に中高年の生活習慣対策を意識する方に注目される成分です。
- アマニ油も同様にオメガ3脂肪酸を多く含む油:えごま油と並んで人気があります。ニップンのアマニ油はクセが少なく、サラダやヨーグルトなどにも使いやすいのが特徴です。
アマニ油について詳しく知りたい方は、こちらの特集ページをぜひチェックしてみてください。
【レシピ例】マグロとアボカドのアマニ黒酢ドレサラダ
nippnおいしいレシピ
材料(2~3人分)
● ニップン アマニ油入り ドレッシング 黒酢たまねぎ…大さじ3
● ニップン ローストアマニ粒…小さじ2
● アボカド…1個
● マグロ(刺身用)…100g
● 紫玉ねぎ…50g
● ラディッシュ…3個
● レモン汁…大さじ1
● ブロッコリースプラウト…少量
● バゲット…適量
作り方
1. アボカドは小角切りにし、レモン汁をまぶす。
2. マグロは角切りに、紫玉ねぎとラディッシュは薄切りにする。
3. 1と2を合わせたら、「アマニ油入り ドレッシング 黒酢たまねぎ」で和え、皿に盛る。仕上げにブロッコリースプラウトを添える。お好みでバゲットにのせてもOK。
ワンポイント
● まぐろ以外にサーモンや白身魚でも美味しく作れます。
● ワインのおつまみにする際は、アボカドのトロッとした食感がおすすめ。
7. ニップンのアマニ製品でオメガ3を手軽に摂取しよう
ニップンのアマニ油には、食用に開発されたカナダ産のゴールデン種を使用しています。ゴールデン種は世界全体のアマニ生産量のうち5~10%程度といわれる希少な品種で、日本アマニ協会の厳しい審査基準を通過。さらに、コールドプレス製法で搾油することで、風味や栄養素を大切にしています。
ニップンではアマニ油だけでなく、「ローストアマニ粒」「ローストアマニ粉末」「アマニを使ったサプリメント」など、多彩な製品ラインナップを展開。毎日の食生活にアマニ由来のオメガ3脂肪酸を手軽に取り入れられるよう工夫しています。
【おすすめ商品】アマニ油効果4.4g×31袋<機能性表示食品>
αリノレン酸(オメガ3)をたっぷり60%以上含有したアマニ油を、個包装パックにした商品。1袋4.4gで、1日に必要なオメガ3(α―リノレン酸)を摂取できます。
身体に良い油をサプリメントよりも毎日の食事で摂りたい!という方、悪玉(LDL)コレステロール値が高めの方、血圧が高めの方、食生活が偏りがちな方におすすめです。
まとめ:ごま油とえごま油を上手に使い分けよう
- ごま油は高温調理に向き、香り豊かでコクのある料理に最適。オレイン酸やリノール酸、ゴマリグナンなどを含みます。
- えごま油はオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を多く含み、加熱せずにサラダや仕上げ油として使うのがおすすめ。
それぞれの油の特徴を理解し、料理や体調に合わせて使い分けることで、毎日の食事をより美味しく、よりヘルシーに楽しめます。さらに、ニップンのアマニ油などオメガ3を豊富に含む油も選択肢に加えてみましょう。
※本記事で紹介している内容は、特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。油の摂取はあくまでバランスの良い食生活の一部として取り入れ、気になる点があれば専門家へご相談ください。