【えごま油の加熱調理】美味しく健康的に使うためのポイント

えごま油は、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含む健康的な植物油ですが、加熱調理には注意が必要です。 
この記事では、えごま油の加熱に関する基本的な知識と、美味しく健康的に使うためのポイントをお届けします。 

目次: 
1. えごま油の特性と加熱の影響 
2. えごま油の加熱調理における注意点 
3. えごま油を使った加熱調理のアイデア 
4. 加熱したえごま油の保存方法 
5. えごま油の代替品 

1. えごま油の特性と加熱の影響 

1.1 えごま油の脂肪酸組成 

えごま油は、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を非常に多く含むことが特徴です。この脂肪酸は、熱に弱く、酸化しやすい性質を持っています。
えごま油の脂肪酸組成 

1.2 加熱による変化 

えごま油を高温で加熱すると、オメガ3脂肪酸が酸化し、栄養価が損なわれます。えごま油の加熱調理には注意が必要です。 

2. えごま油の加熱調理における注意点

えごま油の加熱調理における注意点

2.1 加熱温度と加熱時間 

えごま油を使用する際は、低温や中温での調理が適しています。サラダにそのままかけたり、温かいスープに後から加えると良いでしょう。高温での加熱は避けてください。 

2.2 他の油との組み合わせ 

えごま油を単独で加熱調理に使用するのは避け、他の油と組み合わせるのがおすすめです。オリーブオイルやごま油など、熱に強い油と混ぜて使用することで、えごま油の酸化を抑えることができます。 

3. えごま油を使った加熱調理のアイデア 

3.1 低温調理 

えごま油を使った低温調理は、栄養価を損なわずに風味を活かすことができます。例えば、えごま油を使ったドレッシングをかけた温野菜サラダや、えごま油で味付けしたポーチドエッグなどがおすすめです。 

3.2 仕上げ油としての使用 

えごま油を加熱調理の仕上げに使用することで、風味と栄養価を加えることができます。スープ、パスタ、リゾットなどに、仕上げにえごま油を加えてみましょう。 

4. 加熱したえごま油の保存方法 

加熱したえごま油は、酸化が進みやすくなります。したがって、使い切れる分だけを調理に使用し、残った油は冷暗所で保存することが大切です。容器は空気に触れにくいものを選び、できるだけ早く使い切るようにしましょう。 

5. えごま油の代替品 

えごま油の代替品としておすすめなのが、アマニ油です。アマニ油も、えごま油と同様にオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。 
ニップンのアマニ油はアマニ油特有のクセがなく、そのままでも、また他の料理や飲み物と組み合わせても風味の邪魔をしないのが特徴です。 
アマニ種子から低温圧搾法(コールドプレス製法)で熱を抑えて丁寧に搾油した原料を、国内で精製工程を経て製品化。毎日摂取しやすく、続けやすい味わいで、健康をサポートします。 
アマニ油を使ったレシピをご紹介するので、ぜひお料理の参考にしてくださいね。 

<アマニと鮭の炊き込みご飯> 
アマニと鮭の炊き込みご飯
出典:「NIPPNおいしいレシピ」 
材料(1~2人分)

ニップン ローストアマニ粒 大さじ2
1合
鮭(甘塩) 1切れ
生姜の千切り 10g
大さじ3
大葉 適宜


作り方 
①米は洗って炊飯器に入れ、1合の目盛通りに水を加え、ローストアマニ粒を加えてさっと混ぜ、アマニ粒分の水大さじ3を足す。 
②生姜、鮭をのせ、炊飯器で普通に炊く。 
③炊きあがったら鮭を一度取り出し、骨を取り除いてからご飯に戻し入れ、粗めにほぐしながら混ぜる。お好みで刻んだ大葉を添える。 
ワンポイント 
ローストアマニ粒と鮭を加えて炊いたアマニご飯。アマニは水溶性食物繊維も豊富で水分を抱き込みますので、通常の炊飯の水分量にアマニ粒分の水を加えて炊くと、パサつかずに、ふっくら、もっちりと炊きあがります。鮭の塩味のみで、臭み消しの生姜以外は調味料等は特に使わず、おかずとも相性の良い、ベースとなる炊き込みご飯です。冷めてもしっとりと美味しいので、おにぎりにもおすすめです。 

ニップンのアマニをぜひお試しください 

ニップンのアマニ油には、食用に開発されたカナダ産のゴールデン種を使用。ゴールデン種は、アマニの名産地であるカナダをはじめアマニ全体で5〜10%程度しか生産されていない希少なアマニです。日本アマニ協会の厳しい審査基準を経た認定商品であり、コールドプレス製法を採用しています。 
ニップンのアマニラインナップには、アマニ油から、粒・粉末状のローストアマニ、アマニを使ったサプリメントまで幅広くご用意しています。ぜひ健康的な毎日の生活に、ニップンのアマニをお役立てください。 
アマニページ遷移画像
▼ニップンのアマニ商品一覧を見る