亜麻仁油はどんな味?おすすめレシピと保存方法をご紹介
健康志向の波に乗り、注目を集める亜麻仁油。
「クセがあると聞いたけれど、どのような味がするのだろう」
「風味を活かした、美味しく食べられるレシピを知りたい」
といった方向けに、亜麻仁油の味から、美味しく食べられるレシピ、保存方法のコツまで詳しく解説します。
目次
1.亜麻仁油(アマニ油)はどんな味?他の植物油との違いとは?
-亜麻仁油(アマニ油)の味
-亜麻仁油(アマニ油)と他の植物油の味の違い
2.亜麻仁油(アマニ油)の味は、製法や保存方法によって変わる
3.亜麻仁油(アマニ油)の味を守る、正しい保存方法
4.亜麻仁油(アマニ油)を美味しく食べるレシピ7選
5.亜麻仁油(アマニ油)選びで気を付けるべきポイント
1. 亜麻仁油(アマニ油)はどんな味?他の植物油との違いは?
亜麻仁油(アマニ油)の味
亜麻仁油は、亜麻の種子から抽出される自然由来のオイルで、特有の風味があります。ナッツのような味わいがあり、わずかに苦みを感じることがありますが、これは亜麻仁油のフレッシュな証とも言えます。また、ハーブや草を連想させる香りも亜麻仁油の特徴です。
亜麻仁油(アマニ油)と他の植物油の味の違い
亜麻仁油と他の植物油を比べると、味の違いはかなり明確です。例えば、オリーブオイルはフルーティーな風味がありますが、亜麻仁油はよりナッツに近い味わいがあります。キャノーラ油やひまわり油は味が薄めで、料理の風味を損なうことなく使える点が魅力ですが、亜麻仁油はその特有の風味で料理のアクセントになるのが魅力といえます。また、ゴマ油と比較しても、亜麻仁油は少し軽やかで、繊細な風味が魅力です。
【ニップンのアマニ油の特徴】
ニップンのアマニ油はアマニ油特有のクセがなく、そのままでも、また他の料理や飲み物と組み合わせても風味の邪魔をしないのが特徴です。
アマニ種子から低温圧搾法(コールドプレス製法)で熱を抑えて丁寧に搾油した原料を、国内で精製工程を経て製品化。毎日摂取しやすく、続けやすい味わいで、健康をサポートします。
▶亜麻仁油(アマニ油)について詳しくはこちら
亜麻仁油(アマニ油)とは?効果と注意点を知って、賢く健康に
亜麻仁油(アマニ油)の効果とは? 美容と健康に良い理由
2. 亜麻仁油の味は、製法や保存方法によって変わる
亜麻仁油の味は、選び方によっても大きく変わります。まず、圧搾方法による違いがあることを知っておきましょう。コールドプレス(低温圧搾)された亜麻仁油は、熱を加えずに油を抽出する方法で、栄養素が破壊されずに温存され、風味もフレッシュであるとされています。そして、亜麻仁油にも精製されたものと未精製のものがありますが、未精製のものの方がこれら風味の特徴がより強く感じられます。精製されたものは、風味が控えめになる分摂取しやすく、また他の食べ物と組み合わせた時、風味の邪魔をせずに使用することができます。
また、鮮度は風味に直結するため、購入後も正しい保存方法をとることが重要です。
3. 亜麻仁油の味を守る、正しい保存方法
オメガ3脂肪酸を多く含む亜麻仁油は、鮮度が味に大きく影響します。適切な保管を行うことで、亜麻仁油の固有の風味と健康効果を長持ちさせることができます。
正しい亜麻仁油の保存方法
亜麻仁油の鮮度を保つために、正確な保存方法を覚えておきましょう。亜麻仁油は品質を保持するため、密閉容器に入れ暗所での冷暗保存が一般的です。高温多湿の環境下や直射日光があたる場所での保管は避けてください。賞味期限は商品によって異なりますが、なるべく早めに使い切ることを推奨します。適切な保存と賞味期限の確認を心掛け、亜麻仁油を上手に活用していきましょう。
適切な保管方法をとることで、亜麻仁油はその風味を長期間にわたって保つことができるのです。
最近では「酸化」に徹底対策した亜麻仁油も販売されているので、是非チェックしてください。
ニップンの「アマニ油効果」(180g)
油の酸化の原因となる熱・酸素・光に対策。アマニ油は定温圧搾法(コールドプレス製法)で熱を抑えて搾油し、ボトルには二重構造で空気の侵入を防ぐ酸化防止ボトルと、遮光フィルムを採用しました。開封後も酸化を防ぎ、最後まで安心して美味しくお使いいただけます 。
▶購入する(ニップン公式通販【ニップンダイレクト】)
亜麻仁油の賞味期限
亜麻仁油の鮮度は、賞味期限とも深く関連しています。市販の亜麻仁油には未開封の場合の賞味期限が記載されている場合が多いです。また、容器によって、賞味期限が異なることも多く注意が必要です。
ニップンでは、保管について以下のようにご案内しています。
Q.アマニオイルの賞味期限について教えてください。
A.容器により賞味期限が異なります。
ガラス瓶は、未開封18ヶ月(アマニオイル100g、186g)
酸化防止(PET)ボトルは未開封で12ヶ月(アマニオイル150g)
理由として、未開封の状態では、遮光性や酸素透過の点でガラス瓶タイプの方が安定であるためです。
Q.アマニ油について 「開封後はお早めに」とありますが、どれくらいで使い切ればいいですか?
A.100g・186g(ガラス瓶タイプ)・・・開封後は品質を保持するため、フタをしっかり閉めて冷蔵庫に保管の上、できれば1ヶ月を目安に、なるべく早く使い切ってください。
150g(酸化防止(PET)ボトル)・・・フタをしっかり閉めて、できれば3ヶ月を目安に、なるべく早く使い切ってください。 ( 容器が酸化防止構造になっているので、冷蔵庫に入れる必要はありません)
引用元:ニップンのアマニ│Q&A 保存・保管・取り扱い
亜麻仁油が劣化するサインとは
良質な亜麻仁油でも時間が経つと劣化のサインが現れます。このサインに気がつくことが、特有味を守るポイントです。見た目での変化は少ないものの、風味や匂いが異なることが一つの目安となります。しばしば、酸化が進んだ亜麻仁油は魚のようなにおいや苦味を感じることがあります。これらを感じた際は使用を避けるのが賢明です。亜麻仁油の鮮度を見極め、料理に活かしていきましょう。
4. 亜麻仁油を美味しく食べるレシピ7選
亜麻仁油の繊細な風味と、熱に弱い特性を理解し、料理法に合わせて上手く使うことで、毎日のお食事をより一層美味しく、そしてヘルシーなものに変えていくことができます。
亜麻仁油は、そのまま摂取するか、食べ物にかけたり飲み物にいれたりするのがおすすめの食べ方です。炒め物などにも使用できますが、加熱すると亜麻仁油特有のにおいがすることがあるので長時間の加熱や揚げ物には向きません。
しかし、弱火で素早く炒めるという方法や、火を止めた後に油を加えるという手法を取ることで、風味を残しつつ料理に活かすことができます。例えば、炒め物やスープの仕上げに数滴たらすだけで、風味がぐっと引き立ちます。その際、亜麻仁油をかける前に料理を軽く冷まし、香りが飛ばないようにするのも大切なポイントです。
ここからは亜麻仁油を使ったレシピをご紹介します。
アマニキャロットラペとゆで卵の華やかトースト
例えば、和えものに使うオイルに亜麻仁油を使ってみませんか?こちらは、野菜やチーズ、卵のたんぱく質食材、オメガ3脂肪酸含有の亜麻仁油、食物繊維も豊富な健康食材をたっぷりとトッピングしたトーストメニューです。
▶レシピを見る
アマニヨーグルト
油と蛋白質を組み合わせたものは、特別なリポプロテイン食品と呼ばれています。亜麻仁油をヨーグルトやはちみつ、メープルシロップを加えると消化・吸収がとても良くなると言われています。また、ヨーグルトさわやかなナッツのような風味が加わり、一層おいしくいただけるでしょう。
▶レシピを見る
アマニ入りケールスムージー
朝食や間食にぴったりなスムージーに、亜麻仁油を加えることで、健康価値が高まります。ほんの小さじ1杯の亜麻仁油を加えるだけで、成人の摂取目安量のオメガ3脂肪酸を摂ることができます。亜麻仁油を加えても味の邪魔もせず、違和感なく溶け込みます。亜麻仁油はフルーツや野菜、ヨーグルトと相性が良いので、さまざまなスムージーを試してみると良いでしょう。
▶レシピを見る
アマニ和風ドレッシング
サラダに直接かけるだけではなく、亜麻仁油をベースにしたドレッシングを手作りすることもできます。亜麻仁油をベースにしたドレッシングは、クルミやナッツとの相性も良く、風味豊かなサラダを楽しむことができます。亜麻仁油のドレッシングは冷蔵保存が基本ですが、使う分だけを作ることで、新鮮な味を楽しむことができます。
▶レシピを見る
蒸し鶏とわかめのアマニスープ
だし汁との合わせだしに、わかめや野菜を加え、更に亜麻仁油や粒を仕上げに加えた、滋養たっぷりの美味しいスープです。ごはんを加えてクッパ風にするのもおすすめです。
▶レシピを見る
サーモンのアマニミニトマトパスタ
抗酸化作用が期待できるリコピンを含むミニトマトに、アボカドやアマニのビタミンEを合わせることで美肌効果アップが期待できます。亜麻仁油を直接火にかけるのではなく、茹でたパスタに和えるオイルとして用いることで、風味や栄養効果を損なわずに楽しめるレシピです。
▶レシピを見る
オートミールでトマトアマニリゾット
リゾットの仕上げに亜麻仁油をプラスすることで栄養アップに。オートミールはごくシンプルな味付けにし、そこへたんぱく源や亜麻仁油を組み合わせるのがおすすめです。卵だけでなく鮭、ハムやツナ、サラダチキンなどのトッピングでアレンジも楽しめます。
▶レシピを見る
5. 亜麻仁油選びで気をつけるポイント
亜麻仁油に含まれる必須脂肪酸「α‐リノレン酸」が含有量として多いものは、摂取の効果が高いためおすすめです。これから亜麻仁油を日々の食事に取り入れようという方には、最後まで劣化なく使いきれるよう、まずは小さい容量のものを選ぶのも良いでしょう。パッケージの表示にも注目し、保存方法や賞味期限、メーカーの信頼性もチェック。利便性や価格だけでなく、品質面もしっかりと見極めて選んでいくことが大切です。
商品によって風味や飲みやすさも異なるため、色々な種類を試して自分に合うものを探してみるのも楽しいかもしれません。
ニップンのアマニをぜひお試しください
ニップンのアマニ油には、食用に開発されたカナダ産のゴールデン種を使用。ゴールデン種は、アマニの名産地であるカナダをはじめアマニ全体で、5〜10%程度しか生産されていない希少なアマニです。
日本アマニ協会の厳しい審査基準を経た認定商品であり、搾油方法にはコールドプレス製法を採用しています。
ニップンのアマニラインナップには、アマニ油から、粒・粉末状のローストアマニ、アマニを使ったサプリメントまで幅広くご用意しています。ぜひ健康的な毎日の生活に、ニップンのアマニをお役立てください。