亜麻仁油の一日の摂取量とは?おすすめの摂取方法も紹介

健康志向の高まりとともに注目を集めている亜麻仁油。本記事では、亜麻仁油の健康効果から1日の摂取量、おすすめの摂取方法をご紹介します。 

目次 
1.亜麻仁油とは?注目すべき健康効果 
2.亜麻仁油の1日の摂取量の目安 
3.亜麻仁油の味、選び方、保存方法 
4.亜麻仁油のおすすめの摂取方法 

1. 亜麻仁油とは?注目すべき健康効果 

亜麻仁油は、その健康効果から今注目を集めているオイルです。ここでは亜麻仁油とは何か?注目される健康効果について解説します。

1.1. 亜麻仁油の原材料、亜麻仁(アマニ)とは? 

「亜麻仁(アマニ)」とは、「亜麻(英名:Flax)」という植物の種子のことです。一般社団法人日本アマニ(亜麻)協会によると、「亜麻は人類が初めて栽培した植物の1つと言われ、その茎からはリネンと呼ばれる布地が作られ、種子は食用とされてきた」そうです。はるか昔から我々の生活と身近にあった亜麻仁ですが、近年は豊富な栄養素から、様々な有用性についても知られるようになり、世界的に注目されています。 

1.2. 亜麻仁油の健康効果 

亜麻仁油には、オメガ3脂肪酸であるα(アルファ)‐リノレン酸を豊富に含んでいることで知られています。オメガ3脂肪酸は、脳をはじめ血管や細胞膜、心臓、肝臓、腎臓などの大切な臓器や肌などに分布する、体に不可欠な成分です。体内で合成することができないため、食事からの摂取が必要です。 
摂取すると、一部が体内で青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。これらには、中高年の健康維持に効果があると言われています。また、もちろん若年層の滋養源としても注目されています。 
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亜麻仁油の健康効果を得るためにも、毎日の食事に取り入れることが大切です。そのためにも亜麻仁油の適切な摂取量を正しく理解しましょう。 

2.1.成人の1日あたりの摂取量 

オメガ3脂肪酸の摂取目安量は、成人1人当たり、1日1.6g~2.2gとされています。(出典:厚生労働省「日本食事摂取基準 2020年版」) 
アマニ油はオメガ3脂肪酸(α‐リノレン酸)の含有率が高いため、小さじ一杯(約4.6g)を摂取すれば、一日の摂取目安量をクリアできます。オメガ3脂肪酸は含まれている食品が少なく摂取が難しい栄養素ですが、アマニ油で簡単に日常にオメガ3を取り入れられます。

2.2.過剰摂取時のリスクとは 

亜麻仁油をまず摂取する際は、他の食品とのバランスを考え、カロリー過多にならないよう注意しましょう。亜麻仁油には、オメガ6系の脂肪酸である「リノール酸」も含まれているため、過剰摂取は身体に良くない影響が出る場合もあります。1日の摂取目安量をオーバーしないようにし、適切な量の摂取を心がけましょう。 

3.亜麻仁油の味、選び方、保存方法 

亜麻仁油を普段の食生活に取り入れてみたいという方が気になる疑問「どんな味がするのか?」「おすすめの選び方は?」「適切な保存方法は?」についてお答えします。 

3.1.亜麻仁油の味 

亜麻仁油には、独特の風味があります。ナッツのような味で、ハーブや草を連想させる香りが特徴です。これらの独特の風味は、ドレッシングや冷製料理でより直接的に感じます。 
また、亜麻仁油の味は、圧搾方法による違いがあることも知っておきましょう。コールドプレス(低温圧搾)された亜麻仁油は、熱を加えずに油を抽出する方法で、栄養素が破壊されずに温存され、風味もフレッシュであるとされています。亜麻仁油にも精製されたものと未精製のものがありますが、未精製のものの方がより強い風味をもっているとされています。 
これらの特徴を知り、さまざまな商品を試して、お気に入り味を見つけてみましょう。 
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3.2.亜麻仁油の選び方 

健康効果を考えると、アマニ油に含まれる必須脂肪酸「α‐リノレン酸」が含有量として多いものは、摂取の効果が高いためおすすめです。 
選ぶ際のポイントは、パッケージの表示にも注目し、保存方法や賞味期限、メーカーの信頼性もチェックすることです。信頼の置けるメーカーやブランドであるか、加工方法は何かなどを確認することで、より良質なものを選ぶことができるでしょう。そして、様々な容量の商品があるため、自分のライフスタイルに合った容量のものを選びます。はじめて亜麻仁油を日々の食事に取り入れようという方には、最後まで劣化なく使いきれるよう、まずは小さい容量のものや個包装タイプのものを選ぶのも良いでしょう。 

3.3.亜麻仁油の保存方法 

亜麻仁油は品質を保持するため、密閉容器に入れ暗所での冷暗保存が一般的です。高温多湿の環境下や直射日光があたる場所での保管は避けてください。賞味期限は商品によって異なりますが、なるべく早めに使い切ることを推奨します。油が酸化して劣化すると生じる特有の匂いを感じた時は使用を避けるほうが賢明です。適切な保存と賞味期限の確認を心掛け、亜麻仁油を上手に活用していきましょう。 

4.亜麻仁油のおすすめの摂取方法 

亜麻仁油は、そのまま摂取するか、食べ物にかけたり飲み物にいれたりするのがおすすめの食べ方です。炒め物などにも使用できますが、加熱すると亜麻仁油特有のにおいがすることがあるので長時間の加熱や揚げ物には向きません。 
亜麻仁油の健康効果を引き出すためにも、継続して摂取することが何よりも大切です。「朝のコーヒーにいれる」「毎朝飲む味噌汁にいれる」など毎日食べるものプラスしたり、料理の仕上げに亜麻仁油をかけるなど、簡単に摂れる習慣にして、毎日摂取するようにしましょう。

4.1.毎日簡単に摂取できる!おすすめ習慣 

ヨーグルトに亜麻仁油をプラス 
アマニヨーグルト.jpg
油と蛋白質を組み合わせたものは、特別なリポプロテイン食品と呼ばれ、亜麻仁アマニ油をヨーグルトやはちみつ、メープルシロップを加えると消化・吸収がとても良くなると言われています。また、ヨーグルトさわやかなナッツのような風味が加わり、一層おいしくいただけるでしょう。 
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トマトに亜麻仁油をプラス 
冷やしトマトのアマニ油かけ.jpg

普段良く食べる野菜やサラダに亜麻仁油プラスすると、簡単に摂取できます。トマトのリコピンと亜麻仁油で美容効果も期待できます。 
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ニップンの「アマニ油効果」をお試しください 

ニップンのアマニ油には、食用に開発されたカナダ産のゴールデン種のみを使用。、α-リノレン酸の含有量が多い希少な品種です。さらに、日本アマニ協会の厳しい審査基準を経た認定商品であり、搾油方法にはコールドプレス製法を採用しています。 

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