飽和脂肪酸が少ないお肉とは?お肉の種類の選び方とヘルシーな調理法を紹介

肉は良質なタンパク質源として重要な食品ですが、同時に飽和脂肪酸を含んでいる食材でもあります。本記事では、飽和脂肪酸が少ない肉の種類や選び方、調理法について詳しく解説し、健康的な食生活のためのガイドをお伝えします。

目次:
1. 肉と飽和脂肪酸の関係
2. 飽和脂肪酸が少ない肉の部位
3. 飽和脂肪酸の少ない肉の選び方のコツ
4. 調理法の工夫
5. まとめ

1. 肉と飽和脂肪酸の関係

1.1 肉に含まれる脂肪の種類

肉と飽和脂肪酸の関係
肉には主に飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が含まれています。その割合は肉の種類や部位によって異なります。

1.2 飽和脂肪酸が体に与える影響

飽和脂肪酸は、過剰に摂取することによって健康に悪影響をもたらす可能性があります。飽和脂肪酸を取りすぎることで、血中総コレステロールが増え、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクが増加すると言われています。
そのため、健康を維持するためには、飽和脂肪酸の摂取量をコントロールし、バランスの良い食生活が推奨されています。
引用:農林水産省|脂質による健康影響

2. 飽和脂肪酸が少ない肉の部位

豚・牛ならバラ>ロース>もも>ヒレ肉の順に、鶏ならもも>胸肉の順に、飽和脂肪酸の含有量が少なくなっています。鶏肉の皮にも飽和脂肪酸が含まれるので取り除くようにしましょう。

3. 飽和脂肪酸の少ない肉の選び方のコツ

3.1 赤身肉を選ぶ

脂肪の少ない赤身の部分を選ぶことで、飽和脂肪酸の摂取を抑えられます。

3.2 皮や脂身を取り除く

鶏肉の皮や肉についている脂身を取り除くことで、飽和脂肪酸の摂取量を減らせます。

3.3 加工肉を避ける

ソーセージやベーコンなどの加工肉は、一般的に飽和脂肪酸が多いため、摂取を控えめにしましょう。

4. 調理法の工夫

4.1 ヘルシーな調理法

- グリル焼き
- ロースト
- 蒸し料理
- 煮込み料理(脂肪分を取り除く)

4.2 余分な脂肪を減らす工夫

- 調理前に目に見える脂肪を取り除く
- 油を使わずに調理する
- 調理後に浮いた油を取り除く

5. まとめ

飽和脂肪酸が少ない肉を選ぶことは、健康的な食生活を送る上で重要です。
赤身の豚肉や牛肉を選び、鶏肉は皮を取り除くなど、適切な部位と調理法を選択することで、飽和脂肪酸の摂取を抑えつつ、必要なタンパク質を摂取することができます。

飽和脂肪酸が少ない肉の選び方や調理法に関する正しい知識を持ち、日々の食生活に活かすことで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

また、健康的な食生活を送るためには、脂質の適切なバランスを保つことも重要です。特に意識したいのが不飽和脂肪酸の摂取です。
以下の食品を積極的に取り入れることで、健康的な脂肪酸バランスを保つことができます。

- 魚類(サバ、サーモン、イワシなど)
- ナッツ類(アーモンド、くるみ、カシューナッツなど)
- 種子類(ひまわりの種、かぼちゃの種、チアシードなど)
- アボカド
- オリーブオイル
- 亜麻仁油、ローストアマニ

これらの食品には、オメガ3脂肪酸をはじめとした体に良い不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

最後に、不飽和脂肪酸であるオメガ3脂肪酸をたっぷり摂れるおすすめレシピをご紹介します。


<アマニ黒酢ドレのトンテキ風>
アマニ黒酢ドレのトンテキ風
出典:「NIPPNおいしいレシピ」

材料(2人分)
●    ニップン アマニ油入りドレッシング 黒酢たまねぎ:大さじ3
●    ニップン ハート(薄力小麦粉):適量
●    DANTE エキストラバージンオリーブオイル:適量
●    豚ロース肉(とんかつ用):2枚(240g)
●    れんこん・かぼちゃ:各60g
●    クレソン:適宜
●    塩・こしょう:各少量

作り方
①豚肉は筋を切り、軽く塩、こしょうをふって下味をつける。焼く直前に薄力粉をまぶす。
れんこんは輪切り、かぼちゃはくし形切りにする。
②フライパンにエキストラバージンオリーブオイルを熱し、①の豚肉、②の野菜を焼く。
③豚肉と野菜に火が通ったら火を止め、黒酢たまねぎドレッシングをまわしかけて豚肉にからめ、野菜と共に皿に盛り合わせ、お好みでクレソンを添える。

ワンポイントレッスン
黒酢のコクと酸味、玉ねぎの甘さが美味しい黒酢玉ねぎドレッシングはトンテキのソースとしても。お肉に粉をまぶしてから焼くと、よりドレッシングがからむので、ちょっとひと手間ですが是非。黒酢の酸味を活かすためには火を止めてから余熱で少し温める程度に。

ニップンの「アマニ油効果」をお試しください

アマニ油効果
ニップンのアマニ油効果は、α‐リノレン酸が豊富なカナダ産ゴールデン種のアマニを100%使用しており、α‐リノレン酸をたっぷり60%以上含有。「悪玉(LDL)コレステロールが高めの方に」「血圧が高めの方に」Wの機能で、いつまでも健康でいたい方を応援します。
日本アマニ協会の厳しい審査基準を経た認定商品であり、搾油方法にはコールドプレス製法を採用しています。

機能性表示食品
【届出番号】H979
【届出表示】本品にはα-リノレン酸が含まれます。α-リノレン酸は血中の悪玉(LDL)コレステロールを低下させる機能があること、血圧が高めの方の血圧を低下させる機能があることが報告されています。
生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品は国の許可を受けたものではありません。