【リノール酸含有量ランキング】リノール酸を多く含む油脂とは?

健康的な食生活を送るうえで、適切な油脂の選択は非常に重要です。本記事では、様々な油脂に含まれるリノール酸の含有量ランキングを紹介し、上手な活用法について詳しく解説します。
目次:
1. リノール酸とは
2. リノール酸含有量ランキング
3. リノール酸の適切な摂取量
4. バランスの取れた脂肪酸摂取の重要性
5. 賢い油脂の選び方
1. リノール酸とは
リノール酸は、オメガ6系の必須脂肪酸の一つです。「必須」とは、体内で合成することができず、食事から摂取する必要がある栄養素を指します。
リノール酸が不足すると美容に影響が出ることがあります。摂取することで、健康的な食習慣をサポートしてくれます。
2. リノール酸含有量ランキング
リノール酸は、植物油に豊富に含まれています。以下は、リノール酸を豊富に含む食品ランキングです。
※データは、文部科学省の「食品データベース」から引用しています(2024年9月10日時点の情報から引用)。
順位 | 食品名 | 成分量 (100gあたりmg) |
---|---|---|
1 | 油脂類/(植物油脂類)/サフラワー油/ハイリノール | 70000.0 |
2 | 油脂類/(植物油脂類)/ぶどう油 | 63000.0 |
3 | 油脂類/(植物油脂類)/ひまわり油/ハイリノール | 58000.0 |
4 | 油脂類/(植物油脂類)/綿実油 | 54000.0 |
5 | 油脂類/(植物油脂類)/とうもろこし油 | 51000.0 |
6 | 油脂類/(植物油脂類)/大豆油 | 50000.0 |
7 | 調味料及び香辛料類/<調味料類>/(辛味調味料類)/ラー油 | 43000.0 |
8 | 種実類/くるみ/いり | 41000.0 |
8 | 油脂類/(植物油脂類)/ごま油 | 41000.0 |
10 | 油脂類/(植物油脂類)/調合油 | 34000.0 |
3. リノール酸の適切な摂取量
リノール酸は必須脂肪酸ですが、過剰摂取には注意が必要です。日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、リノール酸を始めとしたオメガ6脂肪酸の1日あたりの摂取目安量は以下の通りです:
- 成人男性(30-64歳):10g/日
- 成人女性(18-74歳)※:8g/日 (※妊婦、授産婦を除く)
これらの値は個人の年齢、性別、活動量などによって異なる場合があります。
4. バランスの取れた脂肪酸摂取の重要性
リノール酸を代表とするオメガ6脂肪酸は多くの加工食品や植物油に含まれているため、無意識のうちに多く摂取してしまっている場合があります。
特に、魚よりも肉の摂取が増えている現代の食生活では、オメガ6脂肪酸の摂取が過多になりがちなため、オメガ3脂肪酸の摂取を意識して増やすことが勧められます。
4.1. オメガ6とオメガ3の適切な摂取量は
理想的な比率は、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が2:1と言われています。しかし、現在、日本人のオメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸のバランスは、10:1にもなっていると言われています。

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は、両方とも私たちにとって重要な「必須脂肪酸」であり、適切なバランスを保つことが、長期的な健康維持には不可欠です。
オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが崩れると、身体に様々な影響をもたらす可能性があります。
4.2. オメガ3脂肪酸を意識的に摂取するには?
イワシやサバといった青魚は、EPAやDHAといったオメガ3脂肪酸の優れた源です。魚を増やす食生活を意識すると良いでしょう。
また、オメガ3脂肪酸を豊富に含む食品として、現在大きな注目を集めているのが「アマニ油」です。
アマニには、体内で生成することができず、食事からの摂取が必要なオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富に含まれています。α-リノレン酸は、摂取すると、一部体内で青魚に多く含まれるEPAやDHAに変換されます。青魚が苦手な方や、調理の時間が取れない方も、アマニ油であれば日々の食生活に簡単に取り入れることができます。
アマニ油は、サラダドレッシングやスムージーの材料として、または料理の仕上げに加えることで、日々の食事に簡単に取り入れることができます。
5. 賢い油脂の選び方
リノール酸含有量ランキングを参考にしながら、以下のポイントを押さえて油脂を選択し活用しましょう。
5.1. 多様な油脂を使い分ける:
リノール酸の多い油脂だけでなく、オメガ3脂肪酸やオレイン酸を含む油脂も適度に使用し、バランスを取りましょう。
5.2. 調理法に適した油脂を選ぶ:
高温調理には酸化しにくい油脂を、ドレッシングには風味豊かな油脂を選ぶなど、料理に合わせて使い分けます。
5.3. オメガ3脂肪酸の摂取を意識する:
アマニ油や魚油を積極的に取り入れ、オメガ3とオメガ6のバランスを整えます。
5.4. 適量を守る:
油脂は栄養価が高い反面、カロリーも高いため、適量を守ることが大切です。
5.5. 新鮮な油脂を使用する:
開封後は早めに使い切り、酸化した油脂の使用は避けましょう。
リノール酸を含む様々な油脂の特徴を理解し、バランスよく摂取することで、より健康的な食生活を実現できます。
ニップンの「ニップンのアマニ油効果」のようなオメガ3リッチな油を上手に取り入れることで、理想的な脂肪酸バランスに近づけることができるでしょう。
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生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
本品は国の許可を受けたものではありません。